大分県の特色

大分県の基本情報

面積

6,340.70k㎡

2022年12月公表/国土地理院
「全国都道府県市区町村別面積調」より

人口

1,114,000人

2023年3月公表/
総務省統計局「日本の統計2023」より

人口密度

175.69人/k㎡

小数第三位以下四捨五入

大分県の紹介・特徴

「アジアの玄関口」である九州の北東部に位置する大分県。戦国時代には南蛮貿易が盛んに行われるなど、古くから国際色豊かな都市として繁栄し、県指定の有形文化財(建造物)の数は日本一を誇ります。

また温泉の源泉数(5,102ヶ所)、湧出量(298,416L/分)ともに日本一で、特に別府湾に面する別府温泉、県中央部に位置する由布院温泉には外国人観光客も多く訪れます。

さらに地熱発電でも日本一を誇り、栽培、養殖などの産業、食文化や美容と医療に至るまで、豊かな温泉の恵みが幅広く活かされていることから、県では「日本一のおんせん県おおいた」と称し、全国に温泉をPRする活動を行っています。

また最近では「アジア初の宇宙港(スペースポート)構想」が話題となっています。大分県は米国ヴァージン・オービット(カリフォルニア州)と提携し、2022年の人工衛星打ち上げを目指すという計画を発表しました。

2020年9月には内閣府の「宇宙ビジネス創出推進自治体」にも選定されたことで、地元大分では『宇宙港経済圏』と呼べるほどの大きな波及効果が期待されています。これから、大分県は「宇宙の玄関口」と呼ばれるようになるかもしれません。

※参照:大分県HP

大分県の
産業・仕事について

産業構造

産業大分類 企業数(社) 割合
卸売業、小売業 8,928 23.1%
宿泊業、飲食サービス業 5,535 14.3%
建設業 4,405 11.4%
生活関連サービス業、娯楽業 4,174 10.8%
サービス業(他に分類されないもの) 3,077 8.0%
医療、福祉 3,018 7.8%
不動産業、物品賃貸業 2,534 6.5%
製造業 2,521 6.5%
学術研究、専門・技術サービス業 1,630 4.2%
教育、学習支援業 992 2.6%
農業、林業 540 1.4%
運輸業、郵便業 540 1.4%
金融業、保険業 326 0.8%
情報通信業 211 0.5%
複合サービス事業 112 0.3%
漁業 111 0.3%
鉱業、採石業、砂利採取業 23 0.1%
電気・ガス・熱供給・水道業 17 0.0%
合計 38,694 100.0%

(総務省統計局「経済センサス」より)

産業の特徴

大分県の県内総生産は4兆6,143億円で、内訳は第一次産業973億円(2.1%)、第二次産業1兆4,645億円(31.7%)、第三次産業2兆0250億円(65.6%)となっています。

【第一次産業】
「一村一品運動」によって、各地で特産品を産み出す試みがなされています。農産物では干し椎茸やカボスが生産量日本一。特に干し椎茸は、身が厚く表層に星型の亀裂が入る「冬菇(どんこ)」が名産で、高級品として珍重されています。野菜の産出額は多い順に、白ねぎ・小ねぎ・トマト・いちご、果樹の生産額は、なし・ぶどう・ハウスみかん・カボスとなっています。

水産業は中高級魚介類が中心で、特に「関あじ」「関さば」「城下かれい」「臼杵のふぐ」はブランド魚として知られています。リアス式海岸を有する県南部では養殖も盛んで、ブリ類(20,200トン)、ヒラメ(600トン)などは全国でも上位の生産量となっています。

【第二次産業】
大分県には、鉄鋼、石油、科学、半導体、電気、自動車、精密機器など幅広い分野の産業がバランスよく集積し、製造品出荷額等は福岡県に次いで九州2位です。県北部(中津市、宇佐市、豊後高田市)を中心とした自動車産業では、2003年以降多くの企業が進出し、現在は100社を超えています。

近年、大分県では、新エネルギー、医療機器、食品産業の支援に加え、地元中小企業と進出企業がともに発展できるよう、産業の活性化と新たな産業創出に取り組んでいます。

県庁所在地の大分市は、1964年の新産業都市の指定を機に、臨海部には鉄鋼・石油化学・銅の精錬など、内陸部にはITや精密機械などの企業が進出しています。また、これに関連する中小企業も数多く集積し、工業分野の最先端技術を持つ多種多様な企業が活発な経済活動を展開しています。

また自然エネルギー自給率が63.5%と全国4位。八丁原発電所をはじめ3か所の商用地熱発電所が立地するなど地熱利用も進んでいます。

【第三次産業】
医療・福祉系が11.2%、不動産10.1%、卸売業・小売業9.8%となっています。別府や湯布院などを中心とした観光産業(宿泊業、飲食サービス業)は2.73%に減少しています。

※参照:大分県HP

有効求人倍率・平均年収

有効求人倍率
(2023年12月/厚生労働省
「一般職業紹介状況」より)
1.41倍
平均年収(男女計)
(2023年3月公表/厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より ※諸手当を含む総支給額)
32歳/391.8万円
37歳/451.7万円
42歳/462.5万円
47歳/493.2万円

上場企業一覧(証券コード順)

社名 本社所在地 業種 市場

株式会社グランディーズ

大分県大分市

不動産業

グロース

株式会社cotta

大分県津久見市

卸売業

グロース

FIG株式会社

大分県大分市

情報・通信業

プライム

株式会社アメイズ

大分県大分市

サービス業

福証本則

ジェイリース株式会社

大分県大分市

その他金融業

プライム

株式会社大分銀行

大分県大分市

銀行業

プライム

株式会社豊和銀行

大分県大分市

銀行業

福証本則

株式会社ジョイフル

大分県大分市

小売業

福証本則

※複数の市場に上場の場合、代表的な市場のみを記載しております。また、更新日によって、最新状況と異なる場合がございます。

転職市況サマリー

2022年に弊社がお預かりした求人は、業種別ではメーカーが40.9%、ITが15.2%、建設不動産が13.1%でした。職種では、機械・電気・電子エンジニア29%、ITエンジニア18.1%、事務・バックオフィス系18.1%、営業16.7%となりました。

大分県では「モノづくり」に関わる求人が多く存在します。新産業都市の指定を機に、県北部(中津市、宇佐市、豊後高田市)ではダイハツ九州を中心に自動車関連メーカーが集積。また大分市内には日本製鉄、昭和電工、JXエネルギー、住友化学、旭化成メディカル、ジャパンセミコンダクター、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング、パンパシフィック・カッパー、JX金属、大分キヤノンマテリアル、三井E&Sマシナリーなど、鉄鋼・石油化学・金属・半導体など様々な企業が進出しています。

これらの大手メーカー工場や地場協力会社での機械・電気関連エンジニア、設備保全、製造加工などの求人が活況で、給与も比較的高いことから人気があります(メーカーは技術者に限らず幅広くポジションがあります)。

一方、ご登録者は県外在住の方が64%(前年55%)と、U・Iターンを検討される方が増えました。年齢層は30~49歳が70%で最多となっています。

大分県の暮らしについて

家賃相場(月平均/円)

1R(20~29㎡) 36,155
1LDK(40~49㎡) 40,557
2LDK(50~59㎡) 46,560
3LDK(60~69㎡) 47,623

(2020年7月公表/総務省統計局「住宅・土地統計調査)

地価(坪単価平均/円)

1 大分市 269,655
2 由布市 205,661
3 別府市 167,684
4 日田市 144,058
5 佐伯市 134,025

(2023年3月公表/国土交通省「地価公示」より)

ライフスタイル

大分の持ち家比率は63.6%。新築一戸建て購入費用は郊外で2,000万円台、大分市内中心部や文教地区では4,000万円台の物件が多いようです。また、大分駅周辺が分譲マンションの人気エリアとなっています。

近年は大分駅近くの建設用地が少なくなり、分譲価格も高くなってきたため、駅から少し離れた外周部で新築マンションの建設が増えています。価格帯は3LDKで3,000万円前後。同程度の予算で購入できる建売住宅も多いですが、通勤渋滞に巻き込まれにくく、歩いて大分駅や繁華街に出かけられる立地にあるマンションが人気を集めています。

また、大分県は移住をしたい県としても人気があり「2022年移住したい都道府県ランキング(宝島社)」では全国8位にランクイン。一度訪れると「大分を離れたくない」という声もよく聞かれます。

その理由としては、関サバ・関アジ、城下カレイ、臼杵のふぐ(大分限定ふく肝は絶品)、カボスぶり、中津のハモ、姫島の車エビなど、魚が本当に美味しく、比較的価格も安いこと。また、釣り人に人気の佐賀関や蒲江などの豊かな海、5月下旬にはツツジの一種「ミヤマキリシマ」で山々がピンク色に染まるくじゅう連山をはじめとした美しい山々、県内各地に点在する温泉と、リフレッシュできる環境が揃っていることが挙げられます。

特に温泉は人気で、毎週末ストレスフリーの“プチ旅行”も可能。自家用車のトランクに「温泉セット」は必須です。

※参照:大分県HP、総務省統計局「社会生活統計指標」

通勤方法・時間

大分県の世帯当たりの自動車保有台数は1.28台。自家用車での移動が主で、電車やバスは便利とは言えません。通勤に関してもほぼ自家用車(自動二輪車含む)を使用しており、企業もマイカー通勤OK(駐車場代無料)としているところが少なくありません。

通勤時間は20~30分が一般的ですが、8:00~17:00が就業時間という企業が多く、7時台や18時台の通勤時間帯は渋滞することも多いため、プラス10~20分は上乗せと考えておくのが良いでしょう。

なお、区画整理が進み道路事情はかなり良くなっているため、運転はしやすいと言えます。

※参照:自動車検査登録情報協会「自家用乗用車の世帯当たり普及台数」

自治体による暮らしの支援

移住希望者向け月刊誌『田舎暮らしの本(宝島社)』に掲載された「2023年版(第11回)住みたい田舎ベストランキング」では、2万人以上3万人未満で豊後高田市が1位(11年連続TOP3入り)、国東市が3位にランクイン。3万人以上5万人未満では臼杵市が2位、5万人以上10万人未満では宇佐市2位と、多くの県内市町村が上位に入りました。

大分は「平成の大合併」により、九州で最も少ない18市町村(14市3郡3町1村)と大幅に減少しました。その結果、行政サービスが充実し、移住先として人気が出ている一端になっていると言われています。

大分への移住をバックアップする制度も充実。移住希望者会員制度「おおいた暮らし倶楽部」では移住希望者のための各種割引等の特典が提供されています。例えば、「お試し移住」として、移住を検討されている方に、住み心地や土地の魅力を体感してもらう短期滞在プログラムを実施しており、市町村が指定する宿泊施設を利用した場合、滞在費用の一部が補助されます。

また「スキルアップ移住推進事業」として、移住希望者向けITスクールを開校しています(IT技術スクール受講費用無料。※一部実費負担あり)。

さらに、大分県外から移住し、条件を満たした場合は「移住支援金」が支給されます。移住支援額は「2人以上世帯の場合100万円、単身の場合60万円」または「大分県移住者居住支援事業の補助対象となる市町村事業による補助予定額の2倍以内の額のいずれか小さい方」となっており、支給対象の幅も広がっています。

※参照:大分県HP

大分県の子育て・教育について

幼稚園・保育園数

国公立 私立
幼稚園 95 57

(2022年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

国公立 私立
保育所 36 156
幼保連携型認定こども園 5 101
保育所型認定こども園 7 30

(2022年12月公表/厚生労働省「社会福祉施設等調査」より)

子育てのしやすさ

子育て世代にとって、仕事をするうえで需要なのが“子供を預けられる環境”です。大分県では保育士の確保や認定こども園の新設などにより、2年連続で「待機児童ゼロ」を達成しました(2022年4月時点)。

働くために子どもを預けることができる施設には、保育所の他にも以下のようなものがあります。

【保育所(県内491箇所)】
保護者の就労、病気療養、家族の介護や出産など、何らかの理由で児童の保育ができないときに保護者に変わって保育をする施設です。対象は0歳(生後3ヶ月以上)から小学校就学前の子どもです。

【認定こども園(県内170箇所)】
教育・保育を一体的におこなう施設で、保育施設と幼稚園の機能を併せ持つところです。保育部門で利用している保護者が、利用が必要なくなった場合でも、教育部門(幼稚園)での利用に切り替えることで、施設が変わることなく利用できることも大きな特徴です。0~3歳未満に保育を行い、3歳以上は幼稚園の教育へ切り替えた場合、延長保育も受けることができます。

【地域型保育事業所(県内109箇所)】
地域における多様な保育ニーズに対応するとともに、待機児童解消のため、保育所(原則20人以上)より少人数の単位で0歳から2歳の乳幼児を保育する事業所です。

【幼稚園(県内58箇所)】
満3歳から小学校就学までの幼児を教育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長するための教育施設になります。対象児童は満3歳~小学校就学前の子どもです。

※参照:大分県HP

学校数

国公立 私立
小学校数 262 1
中学校数 125 4
高校数(通信教育を含む) 40 14
大学数 2 3

(2022年12月公表/文部科学省「学校基本調査」より)

教育環境

小学校で受験が必要なのは、大分大学教育学部附属小学校と明星小学校の2校で、ほとんどが公立小学校に入学します。

一方、中学校受験の選択肢が拡がっており、大分大学教育学部附属中学校や大分県立豊府中学校をはじめ、私立においても県有数のエリート進学校として知られる向陽中学校や大分中学校、岩田中学校などが名を連ねています。

高校受験は多くが公立高校を目指します。上位校として、伝統校の県立大分上野丘高校と県立大分舞鶴高校が双璧をなしていますが、超難関大学を目指す、私立高校の特々進クラスも人気。

一方、少子化の影響から、大分市内の進学校以外はほぼ定員割れの状態です。卒業後は大学進学希望者の8割が県外へ進学します。

県内にある大学は10校(うち短期大学5校)で、国立大学である大分大学は経済・教育・工学部・医学部が揃ったバランスの良い大学です。

また、2000年に開学した立命館アジア太平洋大学(APU)は世界の知性と競う、日本屈指の多文化教育環境が特徴です。学生の半数は世界約90ヵ国・地域から日本にやってきた留学生。言語や文化、価値観の異なる友と出会い、ともに学び、生活し、自己成長を遂げていくことができます。

自治体による子育て・教育の支援

大分県では「子育て満足度日本一」を目標に掲げ、子育て中の方に「地域全体が見守り、支えてくれている」と実感してもらうとともに、「子ども自身の健やかな育ち」を支援する取り組みが進められています。

2021年1月に発表された「育児ストレスが少ない都道府県ランキング(ダイヤモンド・オンライン)」では、大分県は女性が全国1位、男性が全国2位となりました。

また「子どもの医療費助成」により、未就学児は通院・入院医療費が全額無料、小中学生は入院医療費は全市町村で無料、通院医療費についても、一部の市町村で助成制度があります。加えて、子どもが生まれた世帯に、絵本の購入や任意の予防接種などに使うことができる「子育てほっとクーポン」を交付しています。

こうした大分県での子育ての情報は、移住に関する情報が満載の公式ウェブマガジン『おおいた移住手帖』にまとめられています。

<支援の一例> 【おおいた子育て応援パスポート事業】
18歳未満の子どもや妊娠中の方がいる家庭が対象で、利用登録後、子育て応援店でパスポートを提示するとさまざまな特典を受けることができます。

【おおいた子育てほっとクーポン】
地域の子育て支援サービスを知り、気軽に利用してもらうことを目的に、子育て支援サービスに使えるクーポンを提供しています(クーポン金額:第1子出生時1万円~第5子出生時5万円)。

【地域子育て支援拠点】
「こどもルーム」「子育てひろば」「子育て支援センター」とも呼ばれ、子どもたちの遊びを見守る傍ら、親同士が情報交換できる場となっています。また、施設スタッフから育児に関するアドバイスを受けることもできます。

【ひとり親家庭支援窓口】
住居や仕事、公的支援や資金の工面などのほか、育児や地域生活全般に関する相談を受け付けています。また「大分県母子・父子福祉センター」では、弁護士による無料法律相談をはじめ、ひとり親家庭のさまざまな相談に応じています。

【ファミリー・サポート・センター】
育児の援助を「受けたい方」と「行いたい方」が会員となり、地域の中で互いに支え合う会員組織のことで、県内では14の市と町で運営されています。例えば保育所への送り迎えや買い物、通院などの際、比較的低料金で支援を受けることが可能です。また、地域とのつながりができるというメリットもあります。

【ホームスタート】
小学校入学前の子どもがいる家庭に、研修を受けた子育て経験のあるボランティア(約300人)が、週に1回2時間の訪問を4回程度行います。家庭の話をゆっくり聴いて、不安や悩みをしっかり受け止め、一緒に家事や育児を行うという取り組みで、12市1町で実施されています。

※参照:大分県HP

関連情報

転職成功者インタビュー

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