転職成功者インタビュー

GOEN株式会社
額賀由有梨さん(営業マネージャー) 35歳

子育てとキャリアを両立。「自分らしい働き方」を実現した転職。

育児との両立や職場での裁量の少なさに悩み、30代半ばで転職を決意した額賀さん。信頼できる転職コンサルタントとの出会いが転機となり、自分では気づかなかったキャリアの可能性を見出すことができ、新たな挑戦に踏み出せたという。

民間企業における営業職のスピード感、そして数字に向き合う日々。多くのギャップに戸惑いながらも、目の前の課題に一つずつ向き合うことで自分の居場所を確立していった額賀さん。今ではマネージャーとしてチームの成長を支えながら、自身も日々成長を続けている。

転職によってキャリアだけでなく、家庭との関係や自身の価値観も大きく変わったという額賀さんに転職活動や現在の仕事の魅力を伺った。

※本記事の内容は、2025年9月取材時点の情報に基づき構成しています。

過去の
転職回数
4回
活動期間
エントリーから内定まで22日間

転職前

業種
行政機関
職種
事務総合職
業務内容
公営住宅入居希望者の対応

転職後

業種
住宅販売
職種
営業マネージャー
業務内容
「おうちの買い方相談室」の運営管理

自分がどうしたいか、何を大事にしたいか、軸を持つことが一番大事。

現在のお仕事はどんな内容ですか?

「おうちの買い方相談室」は住宅購入を検討されている子育て世代を中心に、住宅会社や土地選び、資金計画や家計、購入後のアドバイスなど、家を買うときの「わからない」を相談・解消できるサービスを展開しています。

私は「おうちの買い方相談室」の大分本店とパークプレイス大分店の統括マネージャーとして、店長やメンバーのマネジメント、売上管理などを行っています。

入社前のご経歴を教えてください。

新卒で不動産会社に入社、集合住宅事業部に所属し、地権者に対して節税や家賃収入を目的とした賃貸住宅建設の提案営業に従事していました。

その後、家具・オーダーカーテンの販売や不動産売買仲介店舗で営業事務など経験。結婚・出産を機に大分へUターンし、直近は行政機関で公営住宅入居希望者の対応や事務業務を行っていました。

転職のきっかけは?

前職では裁量や決定権が少なくて「このままでいいのかな…」と日々悶々としていました。子育ても少し落ち着いて自分のことを考える余裕ができ、「もっと裁量権のある仕事がしたい」という気持ちが強くなっていきました。

そんな時、リージョナルキャリア大分のコンサルタント、桝永さんとの面談を通して新しい仕事に挑戦してみようと気持ちが固まりました。

面談では、誰にも話したことがない自分の本音を初めて話し、しっかり聞いてもらえました。決断できたのは、自分の考えを整理でき、背中を押してもらえた感覚があったからです。

転職活動はどのように進めましたか?

転職サイトに登録すると複数のコンサルタントからメールが届き、何通か返信して面談をしたのですが、ほとんどが電話対応で大分のことを知らない方ばかりでした。

そんな中「この人と話してみたい」と思い面談を申し込んだのが桝永さんでした。オンライン面談でしたが、顔を見て話せる安心感は大きかったです。相談しながら求人をいくつか見せてもらい、ピンと来たものに応募しました。

今の会社に決めたポイントは?

一番の決め手は、社長の人柄でした。また、子育てとの両立ができるかどうかを重視していたので、その点を会社が考慮してくれたことも大きかったです。

入社日や勤務条件などは桝永さんが交渉してくれました。自分で交渉するのは正直言いにくいですし、企業側にネガティブな印象を持たれないか不安もあったので助かりました。

私は慎重な性格なので、転職に失敗したら年齢的にも次はないだろうと分かっていたし、自分一人だったらきっと決められなかったと思います。

意思決定を急かされるということはなく、一緒に伴走してくれている感覚で、冷静に考えられた気がします。

覚悟を持って転職したから得られた、成長とやりがいを感じる毎日。

転職していかがですか?

数字への意識が高く、メンバー全員が目標に向かって取り組む活気ある環境ですが、最初は前職との違いに戸惑いました。現在は、刺激を受けながら自分の成長スピードを加速できている実感があります。

入社後は実践的な研修やロールプレイングで早い段階から現場で活躍できる力を身につけられ、短期間でスキルアップできるのは大きな魅力です。

研修を受けているうちに、「昔はできてたことが全然できない」と気づいて、それを取り戻したい、根本的にできるようになりたいと感じました。

「自分が何を考えて、何を大切にしているのか」「目の前の人に何を伝えたいのか」ということに向き合えた期間で、自分の中で「こうなりたい」という気持ちがあったから踏ん張れたのだと思います。

転職して良かったと思うことは?

一番は自分の成長を実感できることですね。アウトプットの機会が増えて、「自分が何を考えているのか」を言葉にして伝える力がつきました。ただ売るのではなく「伝える力」が求められると実感しましたし、それがやりがいになっています。

お客さまとの信頼関係を築くことで、チームや会社の貢献にもつながっていく。営業という仕事がこんなにも奥深いとは思いませんでした。

子どもたちからは「ママ、仕事楽しい?」って聞かれ、「仕事って楽しいよ」と本音で答えられますし、「仕事頑張ってくれてありがとう。習いごとが続けられるのはママのおかげです」と手紙に書いてくれたことがあって、働く姿勢や想いがしっかり伝わっていると実感しました。

自分の背中を通して、仕事の喜びや大切さを子どもたちに示せていることが本当に嬉しいです。

困っていることや課題はありますか?

私は信頼関係が大事だと思っています。会社から信頼されているか、メンバーから信頼されているか、自分がメンバーを信頼できるか。なので、どうしても現場やメンバーのことが気になってしまいます。

話を聞く、一緒に考える、その人に合わせる、感謝を伝える、「見てるよ」と声をかける——そういった細かいところを大切にし、それをチームでシェアすることで、「自分はここにいていいんだ」と感じてもらえるようにしたいと意識してます。

また、今はマネージャーとして事業部全体をみる立場ですので、自分のアイデアや方針を実行し、結果につなげる経験ができます。

意思決定から成果創出まで一貫して関われるため、経営視点も身につきますし、社長からも日々「自分の考えを持つ」ことを求められるため、受け身ではなく主体的に動ける力が養われます。それがまた楽しいですね。

生活面の変化はありましたか?

生活は大きく変わりましたね。以前は家事のほとんどが私の担当でしたが、今では夫と分担しています。お互いに協力し合える関係が築けたのも、転職して良かったと思う点です。

子どもたちも自立してきて、いろいろと手伝いもしてくれます。家族みんなで支え合いながら、新しいライフスタイルを作れていると感じています。

授業参観や運動会などの行事がある際はもちろん休めますし、家計にもゆとりができたので長期休みは旅行に行って子どもたちにさまざまな体験をさせてあげられるのも大きいです。

転職する際に、家族でしっかり話して覚悟を持って転職したからこそ、うまく回っているのだと思います。

転職を考えている人にアドバイスをお願いします。

「子どもがいるから無理」と思わずに、自分の人生をどう生きたいかをまず考えてほしいですね。家族がいるからこそ、自分がどうしたいかを大切にすることが大事だと思います。

私も最初は不安でしたが、やってみたらできましたし、できないことは誰かが助けてくれる。完璧を目指さずに、まずは一歩踏み出してほしいです。

将来子どもが巣立ったときに、「やってよかった」と思えるように、自分自身が誇れる、自分らしい挑戦をしてほしいですね。

そして、この挑戦を実現できたのは、自分の可能性を信じて背中を押してくれた担当コンサルタント桝永さんとの出会いがあったからです。良いコンサルタントとの出会いが可能性を広げるきっかけにつながるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

担当コンサルタントから

チーフコンサルタント 
桝永 健夫

額賀さんとは入社後に何度もお会いしていますが、あらためて芯の強い方だと感じました。三浦社長からも「額賀さんを紹介してくれて本当にありがとう」と、毎回言われるほどのご活躍ぶり。営業から始まり、人事、マネージャーと、入社してわずか3年で社長やメンバーから絶大な信頼を得られています。

入社直後の研修や育児との両立など、ご苦労も多かったと思いますが、「母親である前に一人の人間として、自分の人生をどう生きたいか」を真剣に考え、腹を括れたことが今の支えになっていると感じます。

「転職により何を実現するのか?」転職志望者の方にとって、額賀さんの覚悟や意志の強さから学ぶべき点は多いはずです。

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